石川県七尾市の体験型 寝具専門店 ムーミンなかがわ

お布団や枕の選び方、ベッドマットレスの選び方など、眠りのプロが一人一人に合った眠りをご提案

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睡眠アドバイザーのブログ

故きを温ねて新しきを知る - 大正8年創業

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こんばんは!北陸・石川県では天候が良く、気持ちの良い日が続いていますね!

 

 

 


冬に入れば天候も悪くなりますので、今のうちに羽毛布団の修理や、
敷きふとんの湿気対策を行って頂きたいものです。

 

 

 

 


さて今日は、
今月行われる今年最後のビックイベント11月20日(金)から行う。
『100周年に向けてのカウントダウン!』
『97周年大感謝祭』のお誘いに行ってきました。

 

 

 


今から97年前、1919年大正8年に当店の前進である『中川製綿所』を
初代 中川留松が開業。

 

 

 

 

その頃の資料を見てみますと、開業前には七尾市国分町中河原で農家を営んでいたそうです。

 

 

 


父に聞いてみると、
初代は、一家を支える大黒柱でありながら、自分の兄弟家族も養わなくては
いけない状況化で、このまま農家をやっていたのでは、立ち行かなくなると決断。
七尾市今町に移住し、製綿業を開業したそうです。

 

 

 

 

しかし、初代留松は40代にして急逝。
後を継いだのが、その妻である中川きの。

きのは商才に長け、日用品をおまけとして付けて販売する営業スタイルで、
事業を拡大し最盛期には10人近くの男性従業員を動かしていたそうです。

 

 

 

 


きのは、富山県高岡市の生まれ。

父が若い頃、昔からのお客様に聞いたのは、
帯と襟の模様が合った着物を着こなして、長いキセルを吸うような、
今でいう粋な人だったようです。

 



 

 


暖簾分け制度もあったそうで、同じ七尾市で独立し製綿業を開業した
『橋ふとん店』は昭和末期まで営業。



 

 


その後、2代目の中川健三が製綿業に加え、お布団の打ち直しを開始。
また、タノモシ制度(毎月の積立)を始めたそうです。

 

 

 


毎月知らず知らずに貯まり、積み金で結婚や法事などの布団が必
要な時に使える、この制度が大変好評で多くの方が入会。
お店側としても、顧客との関係維持を行っていたようです。

 

 

 


2代目は、同じ立地で店舗営業と製綿加工を行う事に手狭さを感じ
七尾市古府町に自社工場を建設。

 

 

 

 

現在の3代目中川久雄は、車社会を見越して
今から24年前の平成3年に新店舗を建設。






店舗名も、
夢の有る眠り『ムーミンなかがわ』に改称。


 

 

 

これまで行ってきた、自社工場による布団の打ち直しや座布団の
仕立てを継続しながら、西川などのメーカーからの製品販売も強化し、
オーダーカーテンや業者向け貸布団などでサービスの拡大を行いました。

 

 

 

 

私こと中川裕介は、現在4代目としてより良い睡眠が提供できる場。
睡眠や寝具でのお困り事にキメ細やかに対応できるお店。

 

 

 

 

 

『睡眠や寝具に関する町のドクター』のような寝具専門店を目指しております。

 

 

 

 

『故きを温ねて新しきを知る』
大正・昭和・平成と、その時代の経営者それぞれの想いが歴史となって今日に至る。

 

 

 


初代は、今のムーミンなかがわを見てどう思うかな~?なんて思いながら
今日は営業活動をさせて頂きました。







さあ!97周年記念イベントまで、あと12日!
 






3年後に控える100周年に向けて!歴史を温めつつ新しい事にも
どんどんチャレンジしていきます!!




 

 

2015年11月06日 20:25