お布団への愛情いっぱいの丸洗い工場へ -東京出張記最終編 -
こんにちはっ!この時期はやっぱり花見って方も多いのではないでしょうか?
七尾市の桜は、まだ7分咲きっといった所かと思います。たまに、ゆっくり花見も良いかもしれませんね。
さて、少し間が空いてしまいましたが、今日も東京出張記についてお話させて頂きます。
出張の最後に向かったのは、埼玉県秩父。
午前中は、東京ビックサイトに行っていたので、車窓から望む風景は都会の喧騒から離れて徐々にのどかになっていきました。また、電車に乗っている方もビジネスマンから登山客へ。
その時はなぜ、この場所で布団の洗浄工場をやっているんだろうと思っていましたが、
現地でお話を伺っているウチに、すべて解決しました。
到着後、すぐに業界や洗浄工程についてお話を伺いました。
大手寝具メーカーも、寝具店を紹介するというこちらの工場は、
社長さんが元ホンダの研究員の方だそうです。
自ら洗浄液を開発し、どのようにしたら製品を傷めず洗浄出来るかを日々研究されているとの事でした。
また、寝具だけの洗浄工場だけあって、1枚1枚素材や状態をチェックし
必要となれば補修までしている徹底ぶり。
洗浄だけでなく、乾燥においてもすぐに熱処理するのではなく巨大な除湿機で
水分を取り除いてから行っているとの事でした。
一連の工程見学やお話から、お預かりしているお布団への愛情が伝わってきました。
また、なぜ秩父の場所に工場があるのかという質問をした所
もともと横浜に工場があったそうですが、秩父という土地柄たっぷりの水を使用する事が出来て、
周りに民家がない為、近隣に気を使わず仕事が出来る為と教えて頂きました。
また、しっかり汚れを取り除く為には、豊富な水を使い特殊な洗浄液をたっぷり染み込ませるのが
ポイントとのお話も伺いました。
真綿(シルク)の製品は布団素材の中でも非常にデリケートなもの。
業界初の真綿布団も洗えるこちらは、人・設備・環境がバランス良く整った工場だと感じました。
布団の丸洗い工場のI社長ご夫妻には、大変お世話になりました。
また、貴重なお時間を頂きありがとうございました。
2日間の行程をすべて終え、七尾についたのは夜中の23時。
身体は凄く疲れましたが、今回もステキな出会いがあったりと良い刺激を頂きました。
お布団のお手入れ時期は、もうまもなく。
快適な眠りを得る為には、非常に重要ですよね。
カバーをお洗濯するだけでも、気持ち良く眠れるかも!?しれませんね。
それでは、
ぐっすり眠ってステキな明日へ☆
皆さん夢の有る眠りを~☆彡
(ム ウ ミン)